債権回収

　取引先が倒産してしまった場合、どのような対応を採るべきなのでしょうか。取引先に対して有する債権を回収できないとなると、貴社に甚大な被害が生じることもあるため、どのようにして債権回収を図るのかを理解しておくことは大切です。

　まず最初に、倒産情報について正確な情報収集を行います。本当に取引先が倒産したのか、倒産したとして、清算手続と再建手続のどちらの手続によって倒産しようとしているのかを把握することが大切です。

　そして、正確な情報収集を行うことができたら、債権回収を行うことになります。債権回収の方法としては、相殺制度の利用や担保権の実行、債権譲渡の利用など様々な方法が考えられます。もっとも、これらの手段のどれを利用するかは、貴社の状況によっても異なりますので、法律の専門家である弁護士と相談しながら行うことをおすすめします。

　特に、担保権の実行により債権を回収する際には、法定の手続きを経て行わなければ、窃盗罪や恐喝罪というような罪に問われる可能性もあるため、法律をしっかりと理解した者の援助を受けながら行うことが大切です。

　Ｙｚ法律事務所は、大阪市、西宮市、堺市、神戸市を中心に、相続、企業法務、人事労務、医療法人、M&A、債権回収などのお客様のご相談を受けております。どんな些細な内容でも構いませんので、お気軽にご相談ください。